ゲーム・オブ・シーシュポスの主人公(通称:岩おじ)はなぜあのような苦行をすることになったのでしょうか?
今回は、話題の苦行ゲー?ゲーム・オブ・シーシュポスの元ネタを考察していきます!
- ゲーム・オブ・シーシュポスはどんなゲームか簡単に解説
- ゲーム・オブ・シーシュポスの元ネタを考察
- ゲーム・オブ・シーシュポスの元ネタについて:まとめ
ゲーム・オブ・シーシュポスはどんなゲームか簡単に解説【岩おじ】

最近SNSで話題になっている「ゲーム・オブ・シーシュポス」(The Game of Sisyphus)をご存知ですか?通称「岩おじ」と呼ばれているこのゲーム、ギリシャ神話に出てくるシーシュポスの伝説をもとにしていて、プレイヤーは岩を山の上まで運ぶという、すごくシンプルな内容なんです。
でも、実際は想像以上に難しくてびっくり。岩がゴロゴロと転がりやすくて、ちょっと油断するとすぐに崖の下まで戻されちゃいます。そのうえ、スパイクや氷、爆弾、ゴーレム、矢など、とにかく障害物が多くて、何度やってもなかなか頂上にたどり着けません。
見た目は地味なゲームなんですが、リアルな物理演算がうまく使われていて、岩の動きが本当に自然なんです。だからこそミスしたときの悔しさも大きいんですが、そのぶん少しでも先に進めた時の喜びが大きいんですね。
ちなみにSteamでのレビューもなかなか好評で、約79%のユーザーが高評価をつけているみたいです。確かに難易度は高いけれど、そのぶんクリアしたときの喜びはひとしお。いわゆる「苦行ゲー」が好きな方や、『Only Up!』みたいな登る系のゲームにハマったことがある人には、きっと刺さると思います。
Only Up!などと同じく、苦行ゲーや通称「岩おじ」と呼ばれる事もあり、一見簡単そうに見えながら、そのあまりの難易度やシュールさなどから注目と人気を得ています。
ゲーム・オブ・シーシュポスの元ネタを考察
タイトルにもなっている「シーシュポス」という人物について、ちょっとだけ神話のお話を交えながら、わかりやすくご紹介してみようと思います。ゲームをプレイしていると、なんとなく世界観が古代っぽいな〜と思っていたんですが、実はしっかりと元ネタがあるんです。
考察1:シーシュポスはギリシャ神話に登場する苦行を課せられた人物
まず、シーシュポスというのはギリシャ神話に登場する人物で、ゼウスから「永遠に終わらない苦行」を与えられたことで有名です。コリントスの王でもありました。
死神タナトスといった神々を騙した罪で、彼は巨大な岩を山のてっぺんまで押し上げ続けるという罰を受けることになります。でもこの岩、せっかく山の上まで運んでも、すぐに転がり落ちちゃうんです。…まさに『ゲーム・オブ・シーシュポス』そのものですよね。
考察2:シーシュポスはどのようにして神達を欺いたのか?
全てを語ると相当に長くなるため、一部例を挙げると、冥界のタナトスがシーシュポスの宮殿にやってきた際にシーシュポスはとても巧妙に立ち回ります。
「そんな宝石なんてもう私には必要ありませんよ〜」なんて言いながら、タナトスに罠の仕込まれた装飾品を贈って、そのまま縛り上げてしまったという話もあるんです。
すごい発想力というか、かなり頭のキレる人物だったことが伝わってきますね。
神話の知識が少しあるだけで、ゲームの世界観もぐっと深まりますし、なんだか岩おじにも親しみが湧いてきます。もし「ゲーム・オブ・シーシュポスってなんでこんな設定なんだろう?」と気になった方がいたら、ぜひこのシーシュポスの神話もちょこっと調べてみるのがおすすめです。ゲームがもっと面白く感じられるようになるかもしれませんよ♪
ゲーム・オブ・シーシュポスの元ネタについて:まとめ
今回のポイントをまとめると
- ゲーム・オブ・シーシュポスは、ひたすら球を頂上へ転がしていく苦行をモチーフにした注目作品
- シーシュポスはギリシャ神話の人物でゼウスより永遠の罰を課せられた
- シーシュポスは言葉巧みに神達を欺いた

もし高難易度のゲームに挑戦してみたいけど何を選べばいいか迷っている方がいたら、ぜひ一度この『ゲーム・オブ・シーシュポス』を遊んでみてください。苦しいけど、なんだか前向きな気持ちになれる、不思議な魅力のあるゲームですよ。